倉庫生活 8th day

朝起きると朝ではなく昼だった。もうこの書き出しも3日連続である。そろそろ早寝の習慣を付けねばならないと思う。ちなみに、今朝はなぜか夢に祖父が出てきて、夢うつつの状態でリビングの談笑を聞いていた記憶がある。夢を見たり、寝ながら記憶があったりするということは、やはり眠りは浅いのだろう。

今日は、昼間は作曲をして夕方にはオンライン授業を消化した。袖くんと少しスマブラもした。早めに風呂に入って、夜には作曲のレッスンを受けた。僕は、2週間に一回東京にいる師匠から作曲のレッスンを受けている。作曲のレッスンと言っても、最近はもはや作曲理論や技術の講義を受けるというより、それでどうやって食べていくかの相談とか、現代の音楽的潮流の講義と実践とか、あるいは最近僕がDTMに力を入れ始めているので、色々なプラグインの使い方の講座とかをしてもらっている。何をするにしても、自分の道の先を現在進行形で行っている師匠がいるということはとても大きなことだと思う。

夕飯は、ねぎま汁とまぐろの朴葉焼き、まぐろのミ・キュイ、そしてまぐろの皮ポン酢だった。要するにまぐろ三昧であった。昨日の苦労は明日に活きる、という教訓を実地で噛み締めた瞬間だ。どれも非常に美味い。

これで良い。このくらいの文量に収まる日常でいいのである。先刻、師匠とのレッスン中に僕らはこんな会話をした。
僕「この東山の土地は、面白くて新しいことを見つけようと思ったらいくらでも見つかってしまう。それでこの1ヶ月間をまるで海外旅行みたいに、非日常的な体験を追い続けて過ごしてしまうのは嫌なんです」
師匠「でも、新しい体験をするのもいいことじゃないですかね?」
僕「確かにそうですけど、それを能動的に追い求めすぎるようなことはしたくない。僕はここでの暮らしで、非日常ではなくあくまで日常を手に入れたいんです。日常を再定義したい」

そんな日常の切れ端として、僕は自室の壁にメモを貼り付けることにした。作曲に関するメモである。習ったことはすぐにアウトプットし、ふと目につく場所に貼ってみる。別に根拠はない、ただの思い付きである。

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