倉庫生活 2nd day

ゆうべ、寝返りを打ったら壁に頭をぶつけた。横幅1メートルの部屋は狭い。あと、朝起きてドアを出たらまぶしくて目が開けられなかった。それもそのはず、リビングは日当たりがとてもいいのに対して、この窓のない部屋は、電気をつけなければ真っ昼間でも完全な闇。

今日は、生活環境を整えるために大須商店街へ買い出しに行った。長いLANケーブルと突っ張り棒を買いに。大須は、最近ではシャレオツなタピオカ屋やパンケーキ屋など、インスタ映えを売りにしている印象だが、実際はタイムマシンがぶっ壊れてできた亜空間みたいな狂った場所である。昔からある文化と最新の流行りとが入り乱れ、統一感は一切ない。そして、昔の秋葉原を彷彿とさせるような古式ゆかしきオタク文化がひっそりと残っている。

電気街
アイドルグッズ

行きの道中で自転車がパンクしたので、大須の自転車病院で直してもらった。この自転車は数年前に買ったのだが、京都まで120kmの道のりを共に旅したこともある戦友だ。度重なる故障を積み重ねて、もはやすっかりご老体である。今朝も、ブレーキが緩んでいたのを直してやったばかりだ。ちなみに、Amazonで2万で買える。

自転車病院には、なぜか包丁研ぎも兼業する気さくなおじさんがいた。千円弱で直してくれたので、安く済んでうれしい。

帰り道、ずっと鼻歌でキリンジの「エイリアンズ」を歌っていた。昨夜kamijoくんがギターで弾くのを聞いていたからだろうか。あの歌はサビもいいが、個人的にはAメロが格好いい。

で、家に帰るとへとへとだ。大須は決して近くない。とりあえず、服を全て突っ張り棒に引っかけてみた。

before
after

素晴らしい。QOLはこうして少しずつ上げていこう。そういえば、大須のリカーオフで中国酒を買った。500円だった。

この玫瑰露という薬酒は、はなますの花を氷砂糖と共に白酒につけ込んだものらしい。35度と強烈だが、フルーティな香りが広がりほの甘く飲みやすかった。

酒と言えば、先日四谷通りのワインショップで買ったシードルもある。ルシャスというシードルで、カルヴァドスが添加されているため味に奥行きがあり、度数も7.5度と高めらしい。おしゃれな半地下のワインショップに、1500円で並べられていた。

重みのある琥珀色に、シードルらしいフレッシュで好ましい甘みと酸味。そこへ加わったカルヴァドスの深みが素晴らしい調和のうちに口へ広がる。スモーキーな樽のニュアンスとほのかな苦み、熟成感が、若々しいシードルの味わいにほどよい複雑さと深みを与えている。絶品。値段もリーズナブル。リピート確定。

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