下宿をするとわかること3選

大学に入学するのは、下宿するひとつのいいタイミングです。

大学に通うため、生まれ育った土地を離れて新しい暮らしを始めると、それまで家族と暮らしていた状態ではわからなかったことがいくつか見えてきます。

それを知るためには、実際に賃貸を借りるなどして実家ではない暮らしを始めるのが一番です。

個人的に下宿をしてわかったことがあるので、参考程度に書いておきます。

この記事を書いた人
江坂大樹
1994年愛知県刈谷市出身。名古屋大学情報文化学部2020年卒業。休学と留年をして学部に7年在学。学生時代は大学の中と外で十分に活動していた。土地、地域、人、場所とそこに紐づくカルチャーに興味を持っている。

生きるのにいくらかかるか

自分という人間がそれまでの生活水準をある程度保ちながらこの社会で生きるために、どれくらいの費用がかかるかがわかります。

実家にいるときは、料理を作ってくれる家族がいれば食費を考えなくて済みます。洗濯をしてくれる家族がいれば洗濯の費用がかからなくて済みます。

下宿をすると原則一人になるので、それらをすべて自分でやることになります。

暮らしを通して、自分が(いま)生きるのにどれくらいの費用がかかるか、おおまかにわかることになります。

それを基準にして、今後自分がどのくらいのお金を稼いでいくかを試算してもいいかもしれません。

なにを大事にしたいのか

大学に通いながら暮らしの周りのタスクをこなしたりしていると、自由な時間が限られます。家賃や生活費でお金の使い所も増えるため、金銭的にも制限があります。もちろん住んでいる部屋の広さも制限のひとつです。

その中でどんなものを購入するか、なにに時間をかけるかなどは、自分によって決まっていきます。

暮らしをしているだけで自然と自分の特徴が現れていき、他人と交流しているうちに、自分がどんなことを大事にしているかがわかってきます。

わかりやすいのは冷蔵庫の中身です。(それはあくまでも1つの要素ですが)

食わないとやばい

一人暮らしをすると食事に関してほぼ自分だけで意思決定をすることになります。

そのため、食べないことが増えたり、食べる内容が極端に偏ったりします。

食事をちゃんとしないと体調を崩すことが多いです。

そしてちゃんとした食事をするのには意外とコストがかかるということがよくわかります。

ただ、わかっていてもできないのが人間だと思います。

最後に

実家にいてお小遣いをたくさんもらっている人はなかなかわからないことだと思います。

これらはいずれ自立した人生を歩みたい人は、はやくわかっておいて損なことはないことです。

お金が一生ある人は、「死ぬまでわからなくてもいいこと3選」かもしれません。

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