倉庫生活をしていたトイドラが引っ越しました

書いた人:江坂

窓もない2畳の倉庫で人間が暮らせるかという実験を1ヶ月やってくれたトイドラが、期間を終えて実家に帰っていった。

倉庫に人が住んでいるとシェアハウスがどうなるか、よく観察していたけど、特に問題はなさそうだった。ただ、やはり暮らすには快適ではない空間だし、とくにこれからの季節は過ごしにくくなるだろうなと感じるので、今後もここに人が住んでいいようにするかは迷いどころ。春や秋などの暮らしやすい時期なら、人が住んでてもいいかもしれない。

倉庫での暮らしがどうだったかについては、詳しくは彼の日記やまとめレポートをご覧いただきたい。

彼は料理を楽しみ、人と会話することも楽しみ、文化や世界や人についてよく考えている人だったので、八雲での暮らしを満喫していたように思う。また、単純に議論をするにも食事をするにも、人が増えてバリエーションが増えることは、既存の住人にとっても愉快だったかもしれない。(多すぎても困るだろうけど)

一方で洗い物が増えてややキッチンまわりのトラブルが増えた。人が増えることでキャパシティの限界がはじめに流し台に現れるのは想定外の気づきだった。

さて、写真を交えながら彼がいたころの暮らしを振り返って、今後の糧にしたい。

近所のフードショップ「シルクロードマーケット」の豆を存分に楽しんでいた
ベランダでまぐろのヒレを干してヒレ酒を作ろうとしてたけど、もしかしたらまだそのままになっているかもしれない
近くに住んでいると、ふらっと外で雑談をしに行くこともできる
ある時、自分が気のむくままに購入したマグロの頭を、内心では呆れていたかもしれないけど、一緒にさばいて味わってくれたことは、感謝している
倉庫内のようすが懐かしい
彼の得意料理だったモツとレンズ豆の煮込みは、真似して作ってみたい
そでくんが出した東山人間舎の歌のアイデアを完成させてくれた

別の人住んだら、また違った面白みが出るだろうと思う。

次は私(江坂)が倉庫に住んでみます。

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