新栄にあるファブ施設「Maker Lab Nagoya」でレーザー加工機の講習会が開かれていたので、参加してみた。
ここは自分が以前に通っていた103というスペースと同じ建物にある施設で、たぶん十年くらい前からある。6年前くらいから存在は知っていて、でもなかなかオープンの日に行けなくて、気になっていた場所だ。二年前ほどから運営の人と連絡をとって時々話をしたり、打ち合わせに参加していたりもした。
今日の講習会は、これまた同じ建物にある205というシェアオフィスを利用している「ND3M」というクリエイターユニットのメンバーが開催していた。
彼らがどれだけそこにいるかわからないけど、そこにいる間はメイカーラボ名古屋にも関わりやすいと思うので、たまにラボがオープンするようになったら面白いなと思う。(他人に任せないで自分で店番をやれという話なのだけど。)
もっと近所だったら進んでやるはず。
新見さんは「ここが特徴をもった場所になるといいね」と言っていた。自分は「名古屋には会社や自治体ではない市民によって運営されているファブ施設はないと思うので、いまの感じで発展したら特徴をもつと思います」と答えた。「それだと、運営が大変なんですが」と続けると、新見さんのむかしのプロジェクトの経験を新見さんと一緒に思い出した。新見さんはそのやり方でうまくいかなかったのを過去に経験してたんでした。
ともかく、今日はメイカーラボ名古屋のレーザー加工機の使い方を習って、その過程で認定タグが完成した。最終的にライセンスとなるものが、講習の過程で実物としてできあがる流れはFabではよくある気がする。これは3Dプリンタが登場したときによく語られていた「自己複製」に構造が似ている気がして、興奮する。