倉庫生活 16th day

今朝、起きたのは13時近かった。何か夢を見た気がするが、断片的にしか覚えていない。しかし悪夢だった気がする。確か、僕が不登校になるとかそういう内容だったような。しかし、僕の夢というのはどうしてどれも舞台が中学校や高校なのだろうか。思春期になにがしかの憧憬でもあるらしい。

教授から、僕が必修科目を履修していないらしいというメールが届いていた。僕は今までに、この履修とかいう極めて面倒くさく本質的に無意味な手続きを7回も経験してきたが、何もミスのない完璧な履修を一発で成功させたことは1度もない。毎回事務から連絡が来たり、教授から知らされたりして何らかの間違いが発覚するのである。今回こそは、と思ったが、やはりだめだったようだ。なんとか履修修正願を提出し、事なきを得た。

先日江坂さんが買ってきた食材の中に、和牛のすじ肉があった。すじは長いこと煮込むと美味しいので、昼過ぎから調理を始める。ついでに、残っていたわさび菜と大根葉で野趣に溢れたサラダを作る。僕は、冷蔵庫の食材に合わせて料理を作るのが好きだ。応用はいつも面白い。

夕方、名大作曲同好会の仲間を家に招いて打ち合わせをした。打ち合わせだけさっさと済ませて別れればいいものを、ついつい長話などする。食材を買いに出かけ、友人を大学まで送って帰宅する。

今日の夕飯は、牛すじの味噌煮、豆の煮物、フェタチーズ、野趣まみれサラダ、茄子の揚げ浸しである。各々が好きに料理を作ったら、かなり豪華になってしまった。フェタチーズとは、ギリシャで古代から食されているクセのない羊乳チーズで、ホロホロとした食感で味はモッツァレラという感じだった。江坂さん作の豆の煮物はスパイシーで美味しく、上条くん作の茄子の揚げ浸しもバカのように美味かった。3種の日本酒まで登場し、ただの平日がなぜか小さな饗宴と化した。

夜、久しぶりに作曲をしたら、かなり楽しかった。ここ数日、他事に精を出していて作曲をしていなかった気がするが、やはり作曲は楽しい。自分で作るのだから、絶対に自分好みの曲が出来上がるという楽しさがある。

今日も寝るのは2時過ぎという遅さになってしまった。果たして、今日は良い夢を見られるだろうか。ここに来てから、まだ一度も良い夢を見た記憶がない。対して悪夢なら、腹を空かせた獏の1匹や2匹軽く養えそうなほど見ている。

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