名古屋大学工学部の推薦入試女子枠の意図の推測と受け止め方例

こんばんは。江坂大樹です。

名古屋大学の工学部の推薦入試における女子枠のニュースが話題になっています。

https://www.nagoya-u.ac.jp/admissions/exam/upload/Engineering_news.pdf

このニュースに個人的な感情がないことを断った上で、本投稿では以下について記したいと思います。

①この仕組みが決定するまでの名大の背景にある別の意図の推測
②ニュースにまつわる事象の名大生にとっての受け止め方の例

①名大の背景にある別の意図の推測

はじめに書いておくと、以下の内容はあまり深く調査していない、個人の経験による推測です。

自分は2013年に名古屋大学に入学し、2020年に卒業しました。在学中には大学に対して思うところが山ほどありました。とにかく気に食わないところばかりが目について、いつもいらいらしていたのを覚えています。

とても個人的ですが、それは名古屋大学でおこる出来事の理由がわからずに納得がいかないことが多かったからです。

過去に自分が違和感を覚えた出来事のうちいくつかを、時系列を無視して記します。

・情報文化学部の解体
・名古屋大学と岐阜大学の経営統合
・東山キャンパス全学教育棟の学生ホールの命名権の販売
・古代アリーナ(第2グリーンベルト)の改修計画

これらは当時は誰も望んでいない(ように見える)のになぜことが進んでいるのかとずっと疑問でした。

また、以下は一部の学生の間ではよくわからないと話題になっている、比較的最近に東山キャンパス内に建てられた建物です。

・減災館
・ジェンダーリサーチライブラリ
・オークマ工作機械工学館

最近になって、これらはすべて「名古屋大学はお金をあまり持っていない」ことが背景なのではないかと思っています。社会人からは当たり前にこう見えているかもしれませんが。

理由は、いずれもあまり大学にとっての必要性を強くないように思え、一方で大学外に他社の存在を感じさせるものであるからです。

明確な根拠としてあるものだと、名古屋大学東山キャンパスは地元土地所有者から無償で寄附されたもの(※1)という事実です。名古屋大学がお金を得るための施策を行うことには納得感があります。金持ちでなくても設立できてしまったのが、最後の旧帝国大学である名古屋大学なのではないでしょうか。

※1 次のページを参照しました。https://kikin.nagoya-u.ac.jp/support/history

名古屋大学の周辺は高級住宅街で、比較的収入の高い世帯が多そうなため、まさか名古屋大学だけがお金がないというのは個人的には盲点だったかもしれません。

さて、ここまで記しておいて、「名古屋大学工学部の推薦入試女子枠」の背景にも同様の意図があるのではと推測しています。

つまり、公表されているあらゆる背景とは別に金銭的利益を獲得する意図があるのではないでしょうか。

多くの人がこのニュースに違和感をもっているからこそ話題になっているのだと思いますが、このような大学の裏にある背景を探ることで、冷静に理解ができるようになるかもしれません。

(ただ、いまのところ確証はないので、自分は引き続き関心を寄せておこうと思っています。)

②名大生にとっての受け止め方の例

自分の所属している組織がこのように意図の理解し難いアクションを起こすことは、個人的に納得がいかない人もいれば、それによって世間の人が組織を貶すことが不愉快な人もいるかと思います。

自分の場合は、自分が卒業し愛着を持っている大学が、人々から信頼されないことは寂しく思います。

(この投稿のはじめに「このニュースに個人的な感情がない」と書きましたが、「ニュースに個人的な感情がある人によって愛着のある組織が貶されること」には感情が湧きます)

一方でこう考えることもできるかと思いますので、もし困っている方がいたら参考にしてみてください。2つの例を考えてみました。

A.
そもそも名古屋大学が意図の理解し難い行動を起こすのはカルチャーである。旧帝国大学の中で最も歴史が浅く、歴史ある建物もほとんど残っておらず現代的な様相のキャンパスであるこの大学では、「歴史が浅く、また時間の積み重ねに脈絡がない」ことが歴史である。
(余談であるが、これは名古屋のカルチャーにも近い)

B.
個人が自分勝手に名古屋大学に対して愛着を持つことは自由である。そこに他者の評価や価値観は関係がない。

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