名古屋大学にマクドナルドがオープンしない理由

名古屋大学にマックができてほしいという声をよく聞きますが、実は何年か前に名古屋大学内にマクドナルドの店舗が存在していました。その場所は全学教育棟の1階の、いまはプランゾというショップがある場所だったといいます。

（自分も人伝に聞いたことがあるだけで、インターネットにもほぼその情報が残っていません。以下は名大のマックに関するコメントのあるページです。以前はもっと情報がインターネットにあった気がするので、ちょっとずつインデックスから消されている気もします。）

https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/890

退店の理由は次のようなものらしい。
「安い商品しか購入されない」
「長期休みの間、客が大幅に減る」

おそらく儲からなくていちど名大から撤退しているので、再び出現することはないんじゃないかと思います。

そしてこの理由は、マクドナルドや丸亀製麺のような、学生が望む安いチェーン店が今後も大学内には出現しなさそうな要因でもあります。なぜならいずれの飲食店も同様に儲からない理由になるからです。そして残念ながら大学の周辺にも現れなさそうですよね。（東山エリアはそういう土地ではないので）

ただし、マクドナルドがないことに文句を言いながら生活することも、どうにかマクドナルドを大学内に作ろうと奔走することも、代わりにまったく別のなにかの魅力を探ることも、大学生という期間のうちは特に自由に選べるので、ほかの誰かの理由なんて個人にとってはあんまり関係ないことだと思います。

個人的には、東山エリアはマクドナルドが似合わない街だなぁと思います。でもマクドナルドは近所にあって欲しい気持ちです。

（書いた人：江坂大樹）